てことでこんにちは。
今回はスミ入れのやり方を何パターンか紹介します。
脱初心者の第一歩だと思っているので、みなさんやってみましょう!(めっちゃ簡単です)
スミ入れとは
プラモデルのパーツに刻まれているディテールや溝に塗料を流し、それらをより強く見せるための工作の一種。
この後に詳しく書くが、やり方は1つではない。
しかしどれも難しくはないので、塗装はしないけどスミ入れはするよという方もたくさんいる。
スミ入れを行うだけでぐっと引き締まるので、素組からのステップアップにはもってこいの技法だともう。
スミ入れのやり方
スミ入れの方法は1つではありません。
どのようにガンプラを完成させる予定なのかで方法は変わってきます。
ガンプラの完成とは以下のパターンがほとんどです。
- 塗装せず完成させる(素組)
- ガンダムマーカーで塗装する
- ラッカー塗料で塗装する
こんな感じです。
スミ入れといっても、実際は色を塗ってるに等しいので塗る面がどのような状態かで変わってきます。
シャーペン
僕が初めてやった方法です。
塗装技術がなかった僕は、どうにかしてガンプラをかっこよくしようとし知ったのがシャーペンによるスミ入れでした。
やり方は簡単で、パーツの溝部やディテール部分をシャーペンでなぞるだけです。
参考画像です。右側がスミ入れした状態になります。
ちなみにスミ入れようシャーペンというものが売っていますが、自分は3㎜のシャーペンなら何でもいいと思います。(違いがわからなかった)
芯の濃さは好みによりますが、僕はBか2Bでやりました。
メリット
- コストやリスクの心配がない
- 簡単
- はみ出ても消せる
デメリット
- 素組にしかできない(塗料はがれそう)
- どうしても芯の太さには限界があるので細かすぎるとうまくいかないことがある
- つや消しトップコートを吹かないと少し鉛筆の光沢感が残る
ガンダムマーカースミ入れ筆ペン
ペン先が筆ペンになってるガンダムマーカー。水性である。
特徴として、拭き取ることを前提にしているのでどんどんはみ出しても問題ない。
また水性のため塗料の上からでも塗れる。
自分も以前はかなりの頻度で使っていました。
今は使ってないので自分の参考動画、画像はありません泣 参考動画はこちらがわかりやすいと思いました↓
ガンダムマーカー系のスミ入れようペンのなかではおすすめ。
メリット
- 水性なのどの性質の塗料のうえからでも塗れる
- はみ出しても拭き取れる(ただ時間がたつと拭き取りづらくなるので注意)
- 使いやすい
デメリット
- 奥行きのあるパーツは難しいかも(筆が届かない)
- 水性なので、上からトップコートを吹くと滲む可能性あり
- 素組の場合、合わせ目に流れ込んでしまう場合がある(本来は目立ってほしくない部分)
スミ入れ塗料 流し込みタイプ
塗装を始めると大体がこのやり方になると思います。
少し見づらいですが、黒く細い線に見えるところはすべてエナメル塗料の流し込みでスミ入れしました。(肩とか脛部分)
自分で言うのもあれですが一番きれいにできる方法だと思います。(このV2かっけー 自画自賛に値する)
特徴として、塗料がシャバシャバしており毛細管現象でパーツの溝に勝手に流れてくれます。
これが流し込みといわれる理由です。
はみ出した部分は、エナメル溶剤を綿棒に着けて軽く拭き取ることができます。
注意点としてはデメリットにも書きますが、溶剤が入っているのでパーツが割れる恐れがあることです。
なのでパーツを組み立てる前にスミ入れする必要があります。
メリット
- かなりきれいにスミ入れできる
- ラッカー系塗料の上に塗れる
- 拭き取りが楽
デメリット
- 水性のものに比べて匂いが強い
- パーツが割れる可能性がある
スミ入れでパーツが割れる原因
先ほどエナメル塗料だとパーツが割れる可能性があると書きました。
なぜか?
それはパーツの素材(プラスチック)に溶剤が浸透してしまうためです。
パーツの白化した部分からしみてしまうことがよくあります。
例えば頭パーツを完全に組み立てたとします。
すると組み込んだ部分には小さいながらもパーツに圧力がかかり、そういった箇所から徐々に溶剤がしみこみパーツが割れていきます。
先ほど載せた僕のV2は頭がわれています。。。
なのでできるだけ組み立てる前にスミ入れを流したほうが安全です。
まとめ
てことで今回はスミ入れのやり方いろいろ解説記事でした。
素組からのステップアップとして一番いいと思うので、ぜひやってみたらいかがでしょうか?
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