弟子2





ということで、今回はディテールパンチという道具のレビューです。
手作業だと面倒だったとある作業が楽になる道具となってます。
キーワードは「しいたけ」。
知っている人も知らない人もこの記事で改めて確認いただければと思います。
ではレビューしていきましょう!
HGディテールパンチとは?
こういった道具です。




プラモデルのディテールアップパーツを作成するためのもので、連続した形状のディテールアップパーツの作成が可能です。
近しい道具だと、クッキーのかたどりが思い当たります。
手で一個一個星形のクッキーを作るより、星形のスタンプ?で作っていったほうが早いし同じ形にできますよね?
ディテールパンチを使用すると同じような形状のパーツを簡単に量産できます。
量産したパーツを使い、ガンプラをディテールアップしていきます。
(特にしいたけディテール。これは記事の下の方で紹介します。)
使い方
0.3㎜以下のプラバンを挟んで上から体重をかけます。
紙に穴をあけるわけではないので、力加減で言うと「パチン」というよりかは、「バチン」のほうがイメージ近いです。
(0.3mm以下なら紙も使用できます。ほとんどの人はプラバンだと思いますが。)




今回購入したディテールパンチ
今回は試しに二つ買ってみました。




種類によって切り出した時の大まかな形が違うの注意してください。
値段シールが貼ってあって見づらいですが、値段シールの下の銀色のシールの形に切り出されます。
詳細を説明します。
台形1
まずはディテールパンチ台形①です。
このような形状で作成できます。




一回の作業で 台形の順番が違うものが2枚生成されます。
順番が違うだけで台形の形状は同じです。
四角形1
もう一つ買ったのが四角形①です。
こちらは以下のような形状で生成されます。




先ほどの台形①と違い、切り抜かれるのは1枚のみとなってます。
そして、間隔の違う四角い切り抜きが左右にできています。
ガンプラ用のディテールアップのために使ってみる
では簡単に商品説明を終えたところで、実際にどんな使い方ができるかやってみます。
しいたけディテール (作り方)
序盤ででてきた「しいたけディテール」です。
以下の画像のようなディテールのことをしいたけディテールと呼ぶようです。
中央の白い部分ですね。




これはプラバンを何枚も重ねて作成するものです。
野菜のしいたけの裏側みたいにひだひだになっているのでしいたけディテールと呼ばれているようです。




この画像のしいたけディテールは、プラバンを何枚も重ねた後に自分で棒やすりで削って作りました。(なかなかきれいにいかない。)
ディテールパンチを使うとこの作業が大幅に楽になるということです。
では簡単に作り方の説明をしてみます。




今回は台形のほうを使用します。
小さいしいたけを作りたかったので、ディテールパンチで作ったものを細かく切りました。
そして長方形のプラバンと交互にくっつけていきます。
その際隙間ができるようにしたいので、高さをずらしながら交互に貼りましょう。




これでしいたけの完成です。
パーツのディテールアップ
しいたけディテール以外にも形状を活かしてプラバンによるディテールアップもできます。




はみ出た部分やいらない場所は自由にカットして好きな場所に貼り付けましょう。
スジボリのガイド
パーツに貼る以外にもスジボリのガイドとしても使えます。




パーツにあてがって、形状に合わせたスジボリが可能です。
そのほかのディテールパンチの種類
今回は台形①と四角形①を買いましたが、他にも種類があります。
違いは間隔だったり、台形の大きさなどが違ってきます。
例えば、台形①の場合は、台形→直線→台形→直線…
と台形と台形の間に隙間があったのですが、他の商品だと台形→台形→台形…
といったように台形と台形の間がなく台形が連続しているような形状になるものもあります。
好みのものを選べばいいかなと思います。
自分的には、今回の台形①のように細長い状態で2枚生成されるものが使いやすいと感じました。
まとめ
まとめです。
しいたけディテールというちょっと経験者向けの内容も出ましたが、それを初心者でも簡単にできるのがHGディテールパンチなのかなと思います。
いままでは手先が器用じゃないと難しかったしいたけの作成が容易になりました。
しいたけを作るため以外にも、同じ形のものを量産するといった意味でもおすすめできる商品かなと思います。










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